阪急阪神ホールディングス(HD)は7月1日、空港旅客輸送を専業とする大阪空港交通を存続会社とし、貸切旅客輸送などを行う阪急観光バスを被合併(消滅)会社とする吸収合併を行う。同日には商号を「阪急観光バス」に変更。運行する高速路線の全てを合併会社に移管し、経営資源の一元化、事業競争力の強化を図る。
合併は高速路線の移管で空港、高速、貸切旅客輸送の一体的な運用を図ることを目的に実施。移管する路線は、阪急バスが運行する高速路線全13路線で、移管は合併期日と同日の7月1日に行う。
合併契約締結日は2月24日、合併予定日(効力発生日)は7月1日。大阪梅田阪急三番街高速ターミナルの運営なども併せて合併会社に移管する。