天草エアライン(熊本県天草市)は、観光交流施設「プロレス殿堂館リングサイド」と連携した日帰りツアーを企画、販売した。同社は「プロレスを通して地域を盛り上げる」と意気込む。
殿堂館は今年春にオープンした、昭和時代を中心に活躍したプロレスラーたちのポスターやコスチュームなど、さまざまな展示物や実物のリングなどが設置された観光交流施設。
1月22日催行のツアーは「新春天草プロレスフェスタ2023」と銘打ったイベントに参加。プロレスラーの藤波辰爾選手ら十数人のレスラーと、天草市出身のお笑いコンビ「ガリットチュウ」が盛り上げる。料金は1万6900円。
車では移動時間がかかり、なかなか参加できないツアーだが、天草エアラインを利用し、福岡―天草間を約35分で移動することで日帰りツアーが可能になったという。
天草エアラインは2000年から就航を開始。天草市を拠点とした日本初の第3セクター方式の航空会社で、天草―福岡・熊本、熊本―大阪の3路線を運航している。