東映太秦映画村(京都市右京区)は、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSを使った「ニンテンドーゾーン(映画村でDS)」の運用を20日に開始した。任天堂の技術協力を得て、インテージ社などが共同開発したサービス。多言語で村内を案内する「映画村ガイド」(日本語、英語、中国語、韓国語)と、時代劇オリジナルゲーム「太秦事件帖 七人の悪」(日本語のみ)の2種類のオリジナルコンテンツが楽しめる。
ニンテンドーゾーンは、ニンテンドーDSのワイヤレス機能を利用し、映画村のエリアで提供されるオリジナルコンテンツなどを無料で利用できる。来場者はDSを持参し、映画村の入口でコンテンツをダウンロードする。
映画村ガイドでは、ショーの時間や内容、現在地などタイムリーな情報を得ることができる。また、セットの紹介なども表示され、DSを使って楽しく村内を見学できる。
オリジナルゲームは、リアル・ロールプレイング形式で、主人公の浪人役と一緒に、ゲームをしながら映画村内に潜む7人の悪者を倒していく。ゲームをすると、自然に村内のお勧めスポットを回れるようになっている。
今後はクーポンサービスなども取り入れていく予定。
東映太秦映画村では「時代劇は京都で生まれた日本を代表するコンテンツ。日本を代表するゲーム端末のニンテンドーDSで、幅広い年齢層や外国人旅行者に時代劇の魅力を伝えたい」と話している。
DSを手に映画村が楽しめる