学生観光論文コンテスト、優秀賞に立大と琉球大


 日本ホテル教育センターと日本ナショナルトラストは4日、第4回「学生観光論文コンテスト」の最終審査結果を発表した。最優秀賞は該当なし、優秀賞は立教大学と琉球大学、努力賞を立命館大学が受賞した。

 東大、京大など全国27大学から49編の応募があり、10人の審査委員の審査を経て優秀賞2編、努力賞1編の合計3編の受賞者が決まった。受賞者の表彰式は17日、東京ビッグサイトで開かれる第43回「国際ホテル・レストラン・ショー」内の特設ステージで行う。

 審査結果と審査委員は次の通り(敬称略)。

【審査結果】
 ▽最優秀賞(観光庁長官賞)=該当なし

 ▽優秀賞(日本ナショナルトラスト会長賞)=「日本観光立国化に向けた新たな旅館像の提言〜独自調査から見えた外国人旅行客誘致課題の解決を通して〜」。立教大学経済学部経済政策学科菊地ゼミ4年(山田俊太、秋山裕紀、尾崎あすみ、小園恵利、宍戸桃佳、田口裕也、芳賀誉史、森顕広、山崎雅人)▽同(全日本シティホテル連盟会長賞)=「沖縄におけるMICE都市計画〜MICE TOWN構想2014〜」。琉球大学観光産業科学部観光科学科観光政策研究ゼミ4年(城間友紀乃、浦崎隆弘、大城望美、親泊さなえ、川野羽、谷川仁美、比嘉江梨香、宮平祥加)

 ▽努力賞(日本ホテル教育センター賞)=「宇治茶の新しい食文化を活かした観光振興とその食文化継承に向けた活動の提案〜宇治茶スイーツ店マップの作成とその配布効果の検証〜」。立命館大学経済学部経済学科寺脇ゼミ4年(近藤真由子、安楽美月、金山梨夏、上山咲、寺井利依子)

【審査委員】
  石原大(観光庁観光産業課長)、中村裕(審査委員長、日本ホテル協会元会長)、小山正宣(日本ナショナルトラスト理事長)、中山智雄(全日本シティホテル連盟専務理事)、石川尅巳(JTB元常勤監査役)、鈴木勝(桜美林大学教授)、山上徹(梅花女子大学教授)、太田進(オータパブリケイションズ社長)、阿部貞三(柴田書店取締役部長)、江口英一(観光経済新聞社企画推進部長)。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒