斉藤鉄夫国土交通相は5日の定例会見の中で、Go Toトラベル事業の再開、地域観光事業支援による「県民割」の隣接県への拡大について、安全、安心の確保を前提に検討を進めていく方針を改めて強調した。ワクチンの接種証明や検査の陰性結果などを利用する「ワクチン・検査パッケージ」を活用。ワクチン・検査パッケージの運用に向けては技術実証を実施中で、運用方法を定めたガイドライン(指針)を11月の早い時期に策定したい考えだ。
ワクチン接種歴や検査の陰性結果の確認など現場における実務の運用や効果を検証する技術実証は、宿泊施設108施設、ツアー40件を対象に10月にスタート。実証の期間は宿泊施設が10月31日に終了。ツアーは順次実施され、11月14日に終了する予定。
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