総務省の労働力調査によると、2018年11月の完全失業率(速報、季節調整値)は2.5%で、前月比0.1ポイント上昇した。ただ、18カ月連続の2%台と低水準を維持している。
このうち男性は2.7%で前月と同率。女性は2.3%で前月比0.1ポイント上昇した。
18年5月に2.2%と、92年10月以来、25年7カ月ぶりの低水準となった。その後は2.3~2.5%の範囲で小幅に推移している。
同月の完全失業者数は168万人で、前年同月比10万人減少した。このうち「勤め先や事業の都合による離職」は同6万人減少。「自発的な離職(自己都合)」は同2万人増加。
同月の就業者数は6709万人で、同157万人増加。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は427万人で、同34万人増加した。