観光庁の宿泊旅行統計調査の結果、2018年8月の宿泊施設の客室稼働率(2次速報値)は、前年同月比0.7ポイント増の69.4%だった。28都道県が前年同月の数値を上回った。
都道府県別の客室稼働率の上位は、(1)東京都80.7%(2)大阪府79.9%(3)北海道77.5%(4)沖縄県76.5%(5)愛知県76.2%。
施設タイプ別では、シティホテルが2.3ポイント減の82.1%、ビジネスホテルが0.7ポイント増の80.9%、リゾートホテルが0.6ポイント増の73.1%、旅館が1.6ポイント増の50.7%(うち従業者数10人以上の旅館は0.1ポイント増の67.6%)、簡易宿所が0.2ポイント増の41.9%。
シティホテルでは、神奈川県の91.8%など26都道府県が80%以上を記録した。ビジネスホテルでは、福井県の93.4%など24都道府県が80%以上だった。
旅館の最高値は東京都の67.2%、次いで石川県の63.7%、静岡県の63.5%、群馬県の62.3%、北海道の62.0%など。
簡易宿所の最高値は大阪府の68.1%。以下は東京都の59.0%、神奈川県の58.4%などだった。