経済産業省がこのほど公表した昨年12月の第3次産業活動指数は前月比0.3%減の106.2と、2カ月連続で低下した。「総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きが見られる」(同調査)。業種別では宿泊業が3.0%増の118.3と、2カ月連続で上昇した。
第3次産業活動指数はサービス業など第3次産業活動に属する業種の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は1.4%減の84.6と5カ月ぶりに低下。ホテルは6.1%増の139.9と2カ月連続で上昇した。
旅行業は0.1%増の92.3。
このうち国内旅行は2.8%減の99.9、海外旅行は0.6%増の66.2、外人旅行は4.5%増の385.8。
娯楽業は1.5%減の92.7。遊園地・テーマパークは2.5%減の118.1。
国内航空旅客運送業は0.2%増の126.3。道路旅客運送業は1.9%増の102.0。
これらを加えた観光関連産業全体は0.4%増の110.3。