日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象にした宿泊実態調査の今年1月の結果をまとめた=表。回答施設数は東北6県に所在する95軒。6県合計では宿泊人員、売り上げともに前年同月の実績を上回った。
宿泊人員は1・6%増、売り上げは52・9%増となった。昨年休業していた青森県の施設が今年は営業を再開したため、青森県、全体の伸び率に影響していることを考慮する必要がある。
宿泊人員は、青森県のほか、岩手県が5・4%増、秋田県が2・9%増とプラスだったが、宮城県は4・5%減、山形県と福島県はそれぞれ3・7%減とマイナスだった。売り上げは、宮城県、福島県を除く4県はプラスだった。