宿泊料は6.9%減、9月の家計消費状況調査


 総務省はこのほど、家計消費状況調査(支出関連項目、2人以上の世帯)の9月分を公表した。同月の宿泊料への支出は1世帯当たり1964円で、前年同月比で実質6・9%減少した。

 調査は購入頻度の少ない高額な財(商品)、サービスへの支出を調べたもの。
 旅行関係ではこのほか、パック旅行費(国内)が2650円で、同14・6%減。パック旅行費(外国)が1512円で、同4・4%減。航空運賃が1017円で、同12・4%増。

 50の支出項目で増加率が高かったのは151・8%増の給排水関係工事費、149・2%増のゲーム機(ソフトは除く)、129・8%増の出産入院料など。

 減少率が高かったのは40・4%減のビデオカメラ、40・2%減の応接セット、23・1%減のベッドなど。

 7~9月期平均を見ると、宿泊料は2816円で、前年同期比0・6%減少した。このほかパック旅行費(国内)が同17・9%減。パック旅行費(外国)が同1・9%減。航空運賃が同23・8%増。

     ◇

 9月のインターネットを利用した支出額(2人以上の世帯)は1世帯当たり9823円で、前年同月比で名目20・7%増加した。

 支出項目別では旅行関係費(宿泊料、運賃、パック旅行費)が最も多く、2318円、同14・9%増。このうちインターネット上での決済は1576円で、同15・0%増。それ以外の決済(インターネットでは予約のみ)は742円で、同14・7%増。

 ほかは食料が1328円で、同7・6%増。衣類・履物が993円で、同29・6%増。家電が618円で、同1・0%減。

 
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