観光庁は7月31日、観光振興事業費補助金の「宿泊施設インバウンド対応支援事業」の公募を開始した。事業は訪日外国人旅行者が安心して快適に滞在できる環境を整備するため、宿泊施設のインバウンド対応とバリアフリー化の実施に必要な経費の一部を補助するもの。
公募は(1)宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業(2)宿泊施設バリアフリー化促進事業の2種類を用意。ストレスフリー環境整備事業では混雑状況の見える化やバリアフリートイレの整備など、バリアフリー化促進事業は客室や共用部における改修、自家発電機など災害対応に資する設備の導入等を支援する。
ストレスフリー環境整備事業の対象は「宿泊事業者等団体」、宿泊事業者等団体の構成員である「構成員宿泊事業者」、DMOや地方公共団体と連携して訪日客の宿泊者数増に向け取り組む「特定宿泊事業者」の3種類。補助額は1/3までで、1事業者あたり上限150万円とした。
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