観光庁は、旅館・ホテルなどを対象とした2022年度予算「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業)」の公募期間を延長した。当初の期限はは7月29日だったが、8月31日に変更した。ただ、予算の上限に達した場合は受け付けを終了する。
訪日外国人旅行者などが滞在しやすい環境を整備するため、宿泊施設が実施するストレスフリー対応、または、バリアフリー化の事業に対して補助金を交付する。
ストレスフリーに関する対象事業は、①館内共用部の無料公衆無線LAN環境の整備②館内共用部の洋式便器の整備③自社サイトの多言語化④館内共用部の案内表示の多言語化⑤クレジットカードなど決済端末の整備⑥非接触型チェックインシステムやキーレスシステムの導入⑦混雑状況の「見える化」―など。補助率は3分の1。上限額は150万円。
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