6月の第3次産業活動指数
経済産業省によると、今年6月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は前月比0.1%減の106.9と、3カ月ぶりに低下した。「総じてみれば第3次産業活動は持ち直しの動きにあるが、一部に弱さがみられる」。業種別では、宿泊業が6.9%増の121.6と、2カ月ぶりに上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業活動に属する産業の経済活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は1.9%減の83.0と2カ月連続で低下。ホテルは4.3%増の143.4と2カ月ぶりに上昇した。
旅行業は6.0%減の87.2。このうち国内旅行は8.8%増の98.7、海外旅行は7.0%減の61.3、外人旅行は9.3%増の407.2。
遊園地・テーマパークは8.9%増の121.5。航空旅客運送業は1.8%減の139.6。道路旅客運送業は1.8%増の98.2。
これらを加えた観光関連産業全体は3.7%増の109.4。