総務省はこのほど、サービス産業動向調査の2月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は3802億2千万円で、前年同月比4.5%増加した。サービス産業全体は30兆629億2千万円で、同2.0%増加した。
宿泊業は2カ月連続の増加。ほかの業種を見ると、飲食店は同3.5%増の1兆4574億100万円。娯楽業(公園・遊園地、映画館、遊戯場など)は同1.5%減の2兆2624億5800万円。道路旅客運送業は同0.3%減の2426億9500万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「運輸業、郵便業」など7業種が増加。「生活関連サービス業、娯楽業」「サービス業(他に分類されないもの)」の2業種が減少した。
宿泊業の従事者数、前年比0.9%減少
2月の宿泊業の従事者数は70万5900人で、前年同月比0.9%減少した。サービス産業全体は3009万2千人で、同1.2%増加した。