総務省はこのほど、サービス産業動向調査の3月分速報を公表した。同月の宿泊業の売上高は前年同月比0.1%増の4455億8800万円と、2カ月ぶりに増加した。サービス産業全体は同1.3%増の37兆9424億200万円と、17カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店が同1.6%増の1兆7331億9400万円。娯楽業が同0.7%減の2兆8390億6千万円。道路旅客運送業が同0.5%増の3119億9900万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」など6業種が増加。「生活関連サービス業、娯楽業」「運輸業、郵便業」「学術研究、専門・技術サービス業」の3業種が減少した。「宿泊業、飲食―」は同1.0%増の2兆3947億6900万円。
宿泊業の従事者、7ヵ月連続増加
3月の宿泊業の従事者数は同0.5%増の74万3600人と、7カ月連続で増加した。サービス産業全体は同1.0%増の3038万9千人。
ほかの業種を見ると、飲食店が同0.5%増の436万1300人。娯楽業が同1.1%増の98万3900人。道路旅客運送業が同2.5%減の56万1500人。
9の産業大分類別では、「生活関連サービス業、娯楽業」のみが減少。ほかの8業種が増加した。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は同0.3%増の560万7500人。