経済産業省がこのほど公表した昨年11月の第3次産業活動指数(2015年=100)は、宿泊業が前月比10.8%増の83.0だった。全業種では0.7%減の98.2と6カ月ぶりに低下。「総じてみれば第3次産業活動は持ち直しているものの、一部に足踏みがみられる」(同省)。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する業種の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業の中では、旅館が4.7%増の71.5。ホテルが13.2%増の87.5。
旅行業は23.7%増の58.9。このうち国内旅行は21.0%増の85.4。海外旅行は10.0%増の2.2。外人旅行は80.4%増の10.1。
娯楽業は3.6%増の81.4。このうち遊園地・テーマパークは16.5%増の62.0。
運輸業は0.4%減の92.6。このうち鉄道旅客運送業は1.4%増の82.4。航空旅客運送業は21.6%増の41.6。