経済産業省がこのほど公表した今年5月の第3次産業活動指数(2015年=100、季節調整値)は、前月比2.1%減の87.9と4カ月連続で低下した。「総じて見れば、第3次産業活動は、引き続き低落している」と同省。このうち宿泊業は同24.8%減の17.3と、前月に続き大きく低下した。
宿泊業のうち、旅館は38.5%減の7.5。ホテルは21.5%減の21.2。
旅行業は56.4%減の2.4。このうち国内旅行は52.9%減の3.2、海外旅行は52.6%減の0.9、外人旅行は88.9%減の0.4と、いずれも大きく減少した。
遊園地・テーマパークは35.0%増の2.7。航空旅客運送業は41.5%減の5.5。道路旅客運送業は0.5%増の61.9。これらを合わせた観光関連産業全体は6.1%減の46.3。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業の経済活動を総合的に捉えた指数。