経済産業省によると、今年9月の第3次産業活動指数(2010年=100)は前月比1.8%増の109.1と、3カ月連続で上昇した。「総じてみれば第3次産業は持ち直しの動きが見られる」(同省)。業種別では、宿泊業が同8.6%増の123.5と、3カ月ぶりに上昇した。
第3次産業指数は、サービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は同3.0%減の77.4と、2カ月ぶりに低下。ホテルは同10.5%増の150.0と、3カ月ぶりに上昇した。
旅行業は同7.6%増の90.4。このうち国内旅行は同13.3%増の98.2。海外旅行は同1.6%増の64.5。外人旅行は同27.4%増の493.9。
遊園地・テーマパークは同10.3%増の122.7。航空旅客運送業は同1.5%減の135.0。道路旅客運送業は同1.1%減の100.3。
これらを合わせた観光関連産業全体は同3.1%増の111.4。