経済産業省がこのほど公表した今年3月の第3次産業活動指数(2015年=100)は、宿泊業が前月比32.8%増の61.6。このうち旅館が45.1%増の42.8、ホテルが30.7%増の68.9だった。全業種計は1.1%増の97.5。ただ、全体の基調判断について「総じてみれば第3次産業活動は足踏みが見られる」(同省)と、前月の判断を据え置いた。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する企業の生産活動を総合的に捉えた指数。
観光関係のほかの業種を見ると、旅行業が229.6%増の44.5。このうち国内旅行が212.2%増の64.0。海外旅行が70.0%増の3.4。外人旅行が580.0%増の20.4。
遊園地・テーマパークは44.1%増の38.9。航空旅客運送業は67.5%増の27.8。道路旅客運送業は6.0%増の67.1。
これらを合わせた観光関連産業全体は12.4%増の68.0。