経済産業省によると、2018年10月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は106.7で、前月比1.9%上昇した。「総じてみれば、第3次産業活動は持ち直しの動きが見られる」(同省)。業種別では、宿泊業が118.0で、同4.6%上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は85.7で、同3.4%上昇。ホテルは136.6で、同4.8%上昇。
旅行業は89.8で、同6.5%上昇。このうち国内旅行は98.3、海外旅行は66.0で、それぞれ8.6%、7.8%上昇。外人旅行は345.0で、同3.3%低下した。
このほか、遊園地・テーマパークは135.1で、同22.7%上昇。国内航空旅客運送業は120.4で、同7.4%上昇。
これらを合わせた観光関連産業全体は109.9で、同2.2%上昇。