宿泊者数、11月は下げ幅縮小 変異株拡大前で需要改善


 観光庁統計の第1次速報値で、2021年11月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は3562万人泊で、コロナ禍前の19年同月比で28.3%減となった。感染状況が落ち着き、旅行需要が一定程度回復した。Go Toトラベルが実施中だった20年同月との比較では4.1%減。12月も回復が見込まれるが、年明け22年1月は、オミクロン株の拡大などで需要動向の変化が予想される。

 21年11月の延べ宿泊者数のうち日本人は3529万人泊で、19年同月比で13.1%減、20年同月比で3.8%減。外国人延べ宿泊者数は32万人泊で、19年同月比96.4%減、20年同月比31.6%減。

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