富士レークホテル(山梨県富士河口湖温泉)はこのほど西館を改装し、個人型滞在リゾートに特化した滞在エリアとして3月7日に開業した。コロナ禍が収束に向かう現在でもニーズが見込まれるワーケーション顧客の受け入れ増大を図る。
今回の改装でワーケーションデスク付きの4タイプの客室を新装。和洋室は、リビングとベッドルームが区切られているAタイプと、フラットで広々とした空間が特徴的なBタイプを用意。両客室からは河口湖を一望でき、富士山の間伐材や富士吉田の織物が室内にあしらわれるなど、SDGsに配慮しながら富士河口湖を感じられる空間へと仕上げた。
ビューバスをコンセプトとする客室は、「富士山側ビューバス・スイート」「河口湖側ビューバス」の2タイプを用意。両客室とも風呂付きで、前者では富士山を、後者では河口湖を眺めながらゆったりと入浴できる。「ワーケーションのほか、読書、ティータイム、部屋飲みなどをお楽しみ下さい」と同館。
同館は客室改装に先がけ、1日にディナービュッフェを開始した。夕食を従前の和食会席からディナービュッフェと変更。料理が作られる様子を目でも楽しめるオープンキッチンを設置し、和食やフランス料理、ベーカリーなど多種多様な料理を、富士山と河口湖を眺望できる同館ならではの空間で提供する。ビールや焼酎、ワインの各アルコールのほかソフトドリンクなどの90分飲み放題付き。
富士山側ビューバス
和洋室タイプA