静岡県富士宮市では、ふるさと納税「ふじのみや寄附金」の寄付者の募集を募っている。昨年度は、約200種類の返礼品を用意し、4万5031件の寄付を集めた。今年度は、新たな返礼品である「みずみずしさそのまま!うつぶさの筍(たけのこ)真空パック」など、約250種を用意。寄付を呼び掛けている。
同市は、2015年4月から国の制度拡充や他市町の動向などを考慮し、返礼品の贈呈を開始。寄付者の居住地は、首都圏が約50%、中部、関西圏(愛知県、大阪府、兵庫県)が約20%を占めている。人気の返礼品として、「富士宮市 宿泊施設利用券」(体験)、「旬の野菜とお肉の詰め合わせ」(食品)、「エリエール 消臭+トイレットティシュー(ダブル)」(日用品)などがある。
同市担当者は、「今年度は、春の特産品として人気の内房(うつぶさ)のタケノコなどが加わり、これまで以上に魅力的なラインアップとなった。宿泊施設利用券を使用して富士山本宮浅間大社や門前町の散策や、パラグライダー、ラフティングの体験などを楽しんでほしい」と呼び掛けた。
パラグライダー体験
内房のタケノコ