日本政策金融公庫が4月に行った全国小企業月次動向調査で、3月の売上DIは前月比17.2ポイント増のマイナス16.4だった。非製造業6業種のうち、建設業以外の5業種で上昇。サービス業が前月のマイナス水準からプラス水準に転換した。
DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は同公庫取引先の小企業(従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満)1500社に行い、1279社から有効回答を得た。
業種別では、製造業が同4.2ポイント減のマイナス12.0。非製造業が同20.5ポイント増のマイナス16.8。非製造業6業種では、サービス業が同35.6ポイント増の0.5と、前月のマイナス水準からプラス水準に転換した。
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