日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の7月分を公表した。同月の売上DIは前月比1.9ポイント増の11.8。昨年12月から8カ月連続のプラス水準となった。非製造業6業種では、飲食店、小売業が上昇、サービス業が低下した。8月は13.4と、7月から1.6ポイント上昇の見通し。
DIは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は8月1~8日、同公庫取引先の小企業(従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満)1500企業に実施。このうち1276企業から有効回答を得た。
サービス業が7.2ポイント減の5.9。運輸業が横ばいのマイナス1.7。運輸業のうち個人タクシーが16.1ポイント減の55.6と高水準ながら低下した。
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