日本政策金融公庫はこのほど、全国小企業月次動向調査の10月分を公表した。同月の小企業の売上ＤＩは前月比13.3ポイント減のマイナス3.7。昨年11月以来、11カ月ぶりのマイナス水準となった。11月はマイナス4.4とマイナス幅が拡大する見通し。
ＤＩは前年同月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値（季節調整値）。調査は11月1～9日、同公庫取引先の小企業（従業者20人未満。卸売業、小売業、飲食店は10人未満）1500企業に行い、1277企業から有効回答を得た。
非製造業6業種では、飲食店、サービス業、運輸業がプラス水準。卸売業、小売業、建設業がマイナス水準となった。
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