小田急リゾーツは8月11日、神奈川県箱根強羅に新たなホテル「箱根ゆとわ」を開業した。「箱根・強羅から始まる新たな旅」をコンセプトとするリノベーションホテル。「日常を離れた箱根で、ここでしか味わえない“非日常感”を楽しむ」をテーマに新しい滞在スタイルを提案する。
箱根ゆとわは、ホテルタイプの東棟、西棟のほか、コンドミニアム棟の3棟で構成。客室は、ダブルルーム5室、ツインルーム49室、スーペリアルーム7室、アクセシブルルーム1室、コンドミニアム10室の全72室。施設内には、レストラン、温泉大浴場、貸し切り風呂のほか、スパラウンジ、ライブラリーラウンジ、リラクゼーションサロンを設ける。
温泉大浴場の湯は、肌が滑らかになる湯で知られる二ノ平温泉の湯を使用する。貸し切り風呂は当日予約制。花崗岩(かこうがん)を使用してシックな雰囲気の「癒」、御影石を使用してモダンな雰囲気の「和」の二つがある。
西棟2階に設けたスパラウンジ「スパラウンジ・ナカニワ」では、ウッドデッキで自家源泉を使用した足湯が楽しめる。たき火炉やブランコ式スイングチェア、キッズエリアも設けられている。
箱根ゆとわの夕、朝食付きの宿泊プランは、「オールインクルーシブ」スタイルを採用。料金にパブリックスペースの利用やレストラン、ラウンジでのドリンク、貸し切り風呂などが含まれている。
「ミレニアル世代やファミリーがメインターゲット。ぐるりと回遊できる館内で、空間や体験をぜひ楽しんでほしい」と同社。
スパラウンジ・オカニワ