小田急電鉄(東京都新宿区)とUDS(東京都渋谷区)は9月28日、東京都世田谷区の再開発地「下北線路街」に温泉旅館「由縁別邸 代田」をオープンした。都心にいながら山里の温泉地を訪れたようなくつろぎを感じられる空間をつくる。
下北線路街は、小田急線東北沢―世田谷代田駅間で小田急電鉄が開発を推進するエリアで、商業施設や飲食店が入居している。同館は世田谷代田駅に隣接する敷地内にあり、7タイプの全35室からなる。大浴場の露天風呂には「小田急 山のホテル」(神奈川県箱根町)の自家源泉「芦ノ湖温泉 つつじの湯」を利用し、女湯にはオリジナルアロマのミストサウナ、男湯にはドライサウナと水風呂を併設。客室内では、もみほぐしのトリートメントかオリジナルブレンドのアロマオイルによるトリートメントを受けられる。館内の「割烹月かげ」では、日本各地の旬の味を楽しめる料理や利き酒師がこだわり厳選した日本酒を提供する。
同館の向かいには日帰りで利用できるスパを併設した離れが来年春にオープン予定。
露天風呂付きデラックスルーム(イメージ)