パナソニック(大阪府門真市)は、セキュリティシステム i―PRO EXTREME(アイプロ エクストリーム)シリーズの新製品として、コンパクトドーム ネットワークカメラ4機種、ネットワークディスクレコーダー「WJ―NX100シリーズ」をそれぞれ12月から発売する。
昨今の社会情勢から防犯システムの必要性の高まりにより、これまではセキュリティシステムを導入していなかった小規模施設でも設置が進んでいる。
新製品のレコーダーは、カメラ4台までの接続に対応。小規模店舗や事務所などにも簡単に設置でき、特別なITスキルを要することなく導入が可能だ。
レコーダーとしての録画機能の他、四つの給電ポートを内蔵しおり、カメラを別途用意してLANケーブルで接続するだけでセキュリティシステムを簡単に立ち上げられる。また、データを録画、保管するだけでなく、防犯用途として、事前に登録した人の顔とリアルタイムの映像に写った人の顔を照合する機能(オプション)を追加できる。登録された人が、カメラのフレーム内に現れると管理者に通知することも可能だ。
同じく新製品として発表されたカメラは、小型コンパクトサイズ設計となっており、スペースが限られた施設や場所でも設置可能。小型でありながら、広角のレンズで広い範囲を撮影することができ、エレベーターの中やATMの前など、被写体と近距離に設置しても、監視範囲を確実に捉えることが可能だ。さらに、内蔵マイクにより、映像とともに周辺の音声を集音することもできる。
そのほか、アイプロ エクストリームシリーズの他のカメララインアップと同様、カラーナイトビジョンによる低照度の環境下でのカラー撮影や、iA(インテリジェントオート)、スーパーダイナミック機能を搭載しており、夜間や照明の暗い場所、照度差の大きい建物のエントランスでの監視においても活用が期待される。
「今後もセキュリティ関連製品をさらに強化し、ますます多様化・進化する顧客ニーズに合ったさまざまなソリューションを提供していきたい」と同社。
この件に関する問い合わせ先は、パナソニックシステムお客さまご相談センターTEL0120(878)410(受付時間は午前9時から午後5時30分まで、土・日・祝日は受付のみ)。
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