香川県の小豆島町や土庄町、観光関係者で構成される小豆島観光戦略会議は10月17日、大阪市のホテルモントレグラスミア大阪で観光商談会を開いた。今年、小豆島町などが「石の島」として日本遺産に登録されたことに触れ、「商品化を」と旅行業者らに呼び掛けた。
三枝邦彦・同戦略会議会長(土庄町長)は「『石の島』の来年度の商品化をお願いしたい。オリンピックで東京に目が向きがちだが、四国にも目を向けてもらえるようにと考えている」とあいさつ=写真。
有本裕幸・小豆島観光戦略会議本部長(二十四の瞳映画村専務理事)は、映画のロケ地として利用されるための同地の取り組みを紹介した。
観光客へのアンケートによると、小豆島への旅行を決定した最大の理由は62%が「フォトジェニックなカメラ旅」と答えている。戦略会議では、魅力的な景観やSNS映えするスポットの多さが小豆島の魅力になっているとした。
商談会では、小豆島を舞台に撮影されたテレビ番組やミュージックビデオなどの映像作品、戦略会議が日本のコスプレーヤーと作成し、サイトで公開している動画を上映した。