香川県の小豆島と兵庫県の神戸市を結ぶ航路をジャンボフェリー(神戸市中央区)が6日に開設するのに合わせ、小豆島町の塩田幸雄町長と小豆島の魅力をPRする「小豆島ガール」らが6月27日、神戸市の矢田立郎市長を表敬訪問した。
フェリーは1日3往復6便が運航される。所要時間は約3時間で料金は一般大人1800円(片道)。同航路では2008年に高速船の運航が廃止されており、今回の就航で定期旅客船が復活したことになる。
小豆島ガールリーダーの古川絵里子さんは「小豆島には輝く場所や人がたくさんある。映画『八日目の蝉』のロケ地を巡るモデルコースもお勧めです」と矢田市長にアピールした。
塩田町長は「神戸と小豆島を組み合わせ、旅行に来てもらえるようにしたい。神戸を経由して小豆島へ来れば、神戸の良いイメージを持ったまま小豆島を旅行できる」と話した。
小豆島ガールは、「きれいなものを、みつけに」をコンセプトに、女性目線で島の魅力を発見し、伝える、島の女性たちからなるプロジェクトチーム。ホームページで観光素材やモデルコースなども紹介している。
矢田・神戸市長(写真左)を訪問した塩田・小豆島町長と小豆島ガール