石川県山代温泉の旅館「ゆのくに天祥」はこのほど、MICE需要の利用拡大を図るため、スクール形式で180席を収容する「ガーデンホール白雲」をリニューアルオープンした。
庭園に面した明るく開放感のある内装は落ち着いた色調の雰囲気に仕上げて会議機能も高めた。また、夜はライトアップした庭園のロケーションを生かし、二次会場など多目的に利用できる。好調な法人需要の取り込みと、リピーターの満足度を高めるとともに、2023年春の北陸新幹線敦賀延伸に向けてさらなる誘客を目指す。
10月25日には、館内最大の「コンベンションホール天祥」の全面リニューアルも予定。収容は、スクール形式で400席。4分割にも対応する。これにより、館内全てのコンベンション施設がリニューアルされることになる。
また、7月には全室スイートタイプの「天祥の館」(48室)に、明るく開放感のある屋外テラスを設置する。白山連峰の眺望のロケーションを生かし、さらなる快適性と高品質化を追求する。
この6月に創業55周年を迎えるゆのくに天祥では、その事業の一環として、昨年から「バンケットホール鳳凰」(スクール形式で120席収容、2分割可)や2次会パブリック施設、白雲本館客室(18室)の改装も実施している。今回の一連の投資総額は約2億円規模となる。
ガーデンホール白雲