あまだいの漁獲量が全国トップクラスを誇る山口県萩市。高級食材としてアピールしようと12月5〜14日、「萩のあまだいウイーク」を初めて開催する。市内の宿泊施設や飲食店も協賛、期間中あまだいの無料試食や料理を出し、認知度向上に一役買う。
主催団体は萩のあまだい日本一プロジェクト委員会(事務局・萩商工会議所)。この試みに宿泊施設10軒、飲食店6店が協賛、「萩を訪れる観光客に萩のあまだいを振る舞う」と市観光課。
宿泊施設ではフリープランの宿泊客先着計1千人にあまだい西京漬けを無料で試食してもらう。また、飲食店ではあまだい料理を食べた人の中から計120人にその場であまだい飯の土産が当たる抽選会を行う。いずれもアンケートへの協力が必要。
市によると、あまだいの水揚げは山口と長崎がトップクラスで、山口の7割は萩が占めている。萩では延縄漁により年間180トンが漁獲され、東京・築地などに運ばれている。
協賛宿泊施設は次の通り。
萩たなホテル▽萩本陣▽萩の宿常茂恵▽萩ロイヤルインテリジェントホテル▽シーサイドパレス萩▽ウェルハートピア萩▽宵い待ちの宿萩一輪▽夕景の宿海のゆりかご萩小町▽萩グランドホテル天空▽萩焼きの宿千春楽