山口県は11月25日、大阪市のザ・リッツカールトン大阪で情報発信会を開き、同県の最新の観光情報をPRした。
村岡嗣政知事が今年度の「YAMAGUCHI MAGIC!キャンペーン」を紹介=写真。旅行目的として人気の「絶景」「温泉」「グルメ」「歴史」「体験」について、旅行者ニーズに合わせて季節ごとにテーマを設定し、年間を通じて切れ目なくキャンペーンを展開していると述べた。秋冬のキャンペーンのテーマは「県東部地域・歴史」で、熱気球搭乗体験や古地図を片手に巡るまち歩き体験などを行う。
旅行会社への支援施策についても説明。旅行商品造成、販促などの総合的な支援で、1社あたり30万円から300万円程度を補助する。
山口県観光連盟の松村孝明会長は「昨年度は7月の西日本豪雨災害や猛暑、10月は大島大橋に貨物船が衝突するなど災害が相次いだ。しかしアフターDCに関連した一連のキャンペーンや明治維新150年の取り組みなどを続けた結果、多くの旅行客に来てもらえた。アフターDC期間中に開催した山口ゆめ花博には136万人を超える来場があった。今年度は新しいキャッチフレーズ『YAMAGUCHI MAGIC!』を掲げ、さらなる観光振興に取り組んでいる」と述べた。