昨年開催された山形デスティネーションキャンペーン(DC)を踏まえたポストDC(6月13日開始)の観光キャンペーンが9月12日に終了し、山形県内の主要駅で閉幕イベントが行われた。
メーン会場のJR山形駅には、山形DC推進協議会長の吉村美栄子・山形県知事、松木茂・JR東日本仙台支社長をはじめ各界の代表者が出席。くす玉が割られると、「これからも『山形日和。』で、お待ちしております」のメッセージが入った垂れ幕が現れた。
吉村知事は「県民総参加、全産業参加で実りの多いDCだった。『観光立県山形』の実現に向けて新たにスタートしたい」と述べた。
フィナーレとして蒸気機関車「SL山形日和。左沢(あてらざわ)線号」を運行。吉村知事と杉田明彦・山形駅長の合図でSLファンなどを乗せて出発した。
ポストDCでは「山形日和。」のキャッチコピーのもと、観光客が収穫を体験できる農園を訪ね、山形ならではの「新鮮な食材」の調理方法を学ぶ旅行商品を造成。また、世界的にも評価の高いオリエンタルカーペット「手織り緞通」や、天童木工などの地場産業の工場を見学できるツアーを企画、好評を博した。
ポストDC最終日にSLが運行された