今年の通常総会
山形県教育旅行誘致協議会（会長＝吉村美栄子知事）は１２日、山形市のホテルキャッスルで通常総会を開いた。２０１８年度の事業計画、収支予算を承認したほか、任期満了に伴う役員改選では吉村会長を再任した。
１６年度の山形県への教育旅行の入り込み数は約１３万７千人で、東日本大震災前の実績までには至っていないが、回復傾向にあることが報告された。今年度も引き続き知事によるトップセールスで強化を図る。
１８年度の重点事業は（１）新規教育旅行およびスキー修学旅行対策の助成金制度の継続と拡充（２）台湾の教育機関、教育会社へのセールス活動の強化（３）農家民宿・農家民泊を活用した体験型教育旅行の検討会の立ち上げ―など。
吉村知事は「本県には、世界に誇る『美食・美酒』や温泉と歴史、秀麗な滝をはじめとする豊かな自然がある。多様な観光資源を組み合わせ、魅力のアップと差別化を図り、国内外に向け戦略的な誘客事業を展開したい」と述べた。
役員改選では、副会長に武田啓子・県観光文化スポーツ部長、幹事長に小野真哉・県観光物産協会専務理事、幹事に岩田徹・県観光物産協会常務理事、佐藤泰幸・県観光立県推進課長、黒田あゆ美・県大阪事務所長を新任した。
今年の通常総会
