山形県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(部長=伊藤豪・天童荘専務)は25日、南陽市赤湯温泉の森の湯で15年度定時総会を開いた。三宅潔文・県観光交流局観光交流課長補佐、佐藤信幸・県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長、県観光産業振興議員の来賓をはじめ協賛業者、部員ら約75人が出席した。
総会に先立ち、JTB事業本部観光戦略室の観光立国推進担当マネージャー・山本真輝氏を講師を招いて講演会を開催。山本氏は「売るというのは、お客さまに買う理由を与えることであり、そこに行かない理由があるのではなく、そこに行く理由がないからだ」と強調した。
総会では、15年度の事業と役員改選を審議、承認した。新部長に選出された佐藤太一氏(日本の宿古窯・常務)=写真=は就任あいさつで「県内の観光の現状は厳しい状況下だが、我々青年部員が一丸となり明るい未来を切り開いていかなければならない。今期は総務、研修、農商工連携・政策、インバウンドの四つの委員会を設置し、県内の観光交流人口の拡大を目指していこう」と協力を要請した。
なお、佐藤部長以外の役員(常任理事)は次の通り(敬称略)。
▽副部長=齋藤友義、山口宰、佐藤航、柿崎道彦▽専務理事=高橋冶▽会計理事=高橋和也▽監事=筒井重浩、掘克彦▽直前部長=伊藤豪▽インバウンド委員長=佐藤鉄平▽農商工連携・政策委員長=遠藤直人▽研修委員長=山口裕司▽総務委員長=丸森周平