「やまがた女将会」の会長を、今年5月まで7期14年務めた日本の宿・古窯(山形県上山市)の女将の佐藤洋詩恵さん=写真=に3日、吉村美栄子山形県知事から感謝状が贈られた。
佐藤さんは同会の2代目会長として2001年に就任。県内各地の温泉旅館57施設の女将らで組織する女将会の先頭に立ち、これまで6回開催された山形デスティネーションキャンペーン(DC)など多くの観光PRで活躍。観光立県の推進、振興に多大な功績があったとして感謝状が贈られた。
佐藤さんは観光経済新聞社の取材に応じ、「次世代を支え、若手を育て、日本の伝統文化を担う旅館のおもてなし力を高め、そして国際化を図っていきたい」と喜びを語った。