おいしい山形の食と文化を考える会(古山裕喜会長)は13日、山形市の「鰻(うなぎ)・郷土料理あげつま」で、「山形の料亭、芸妓文化と薄れ行く街並みの記録・記憶に学ぶ」を開いた。料理・飲食・旅館業界の関係者ら約30人が参加した。歓談の席では芸妓と舞子さんによる「舞の披露」=写真=があった。
古山会長は主催者あいさつで「本日はわれわれの知らない花柳界のしきたり、当県の料亭文化の栄枯衰退を学んでもらいたい」述べた。
山形大学人文学部准教授の小幡圭祐氏、城下町山形探検隊隊長の新関芳則氏、山形芸妓の菊弥さんによるてい談では、小幡氏が「歴史的背景はもちろん、古地図といえども正確なものが必要だ」、新関氏は「地域を知るため探検隊はまず地図の作製から始める」、菊弥さんが「山形に残る舞子さんや芸妓に関し説明があった」などと述べた。
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