岐阜県は12月から、楽天トラベルとタイアップし、「ぎふ ウェルネス カーボン・オフセット宿泊旅行プラン」を提供する。旅行サイトの楽天トラベルで販売。県が提唱する人にも環境にも優しい「ぎふウェルネス・ツーリズム」の確立に向けた取り組みの一環として推進する。
同宿泊プランでは、宿泊することに伴い排出される空調や照明などによる二酸化炭素(CO2)を、県内で行われるCO2削減プロジェクトでオフセットし、その経費を宿泊者と楽天トラベルが負担する。1泊につき、宿泊料から100円、楽天トラベルが100円負担する。
カーボン・オフセットの仕組みは、環境省が創設したオフセット・クレジット制度を活用。楽天トラベルがこの制度を活用した商品を販売するのは初めてという。
参加する施設は岐阜都ホテル、十八楼、ホテルパーク、岐阜グランドホテル、滝元館遊季の里、ホテル郡上八幡、恵那峡グランドホテル、ホテル花更紗、高山グリーンホテル、本陣平野屋別館、ひだホテルプラザ、ホテルアソシア高山リゾート、飛騨亭花扇、奥飛騨薬師のゆ本陣、鄙の館松乃井、水明館、湯之島館、小川屋、山形屋、懐石宿水鳳園。
各施設50泊(室)、全体で1千泊を販売する予定。各施設50泊を販売した時点で、その施設は販売終了となる。