島根県の観光情報を紹介する「島根県観光情報説明会『しまね・旅の縁』」が5日、東京都品川区の東京マリオットホテルで開催された。来年の観光トピックスや観光情報を紹介。旅行会社など観光関係者約250人が参加した。
説明会では冒頭、主催者である島根県の溝口善兵衛知事が「今年4月に『日が沈む聖地出雲』が日本遺産に認定された。また、来年は山陰でDC(デスティネーションキャンペーン)が開催され、島根の文化などを発信していく。より多くの人に島根に来てもらい、魅力に触れてほしい」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、来年上期の観光素材を説明。県東部出雲地域の「出雲大社神楽殿の大しめ縄架け替え」、県西部石見地域の「石見神楽」、隠岐諸島の「ユネスコ世界ジオパーク」、来年開催される山陰DCで企画している「不昧公200年祭」などをPRした。
また、商談会も同時開催され、島根関係者が旅行会社に体験型企画や食などの商品を売り込んだ。