島根県は7月31日、東京都千代田区で「ご縁の国しまねイメージキャンペーン」を行った。竹下登元首相の孫で歌手のDAIGOさんがPR大使に就任し、キャッチコピー「運は一瞬、縁は一生。ご縁の国しまね」をアピールした。元フジテレビアナウンサーの高橋真麻さんも登場し、ご縁にまつわるトークショーを行った。
冒頭あいさつした溝口善兵衛知事が「出雲は旧暦の10月になると全国の神様が集まり人々の来年の縁を決める、縁結びの中枢。パワースポットも多い」と、「ご縁の国」の由来を説明。
PR大使に就任したDAIGOさんは、出かける前に仏壇に手を合わせ、竹下元首相に島根のPR大使になったことを報告したと語り、「大使をやりたかった。島根が祖父を支えてくれた。島根には思いが強い」と語った。
「ご縁にあやかりたいゲスト」として、高橋さんが登場。昨年プライベートで島根を訪れ、出雲大社などを巡ったエピソードを披露した。「特に神魂(かもす)神社がすばらしかった。また行ってご縁をもらいたい」と、再訪を宣言した。
キャンペーンは首都圏在住の20〜40代の女性に県が「ご縁の国」であることを認知させ、誘客を図る。3月31日まで行われ、DAIGOさん出演のプロモーション映像や、キャンペーンポスター、特設ホームページ、フェイスブックなどで展開する。
(左から)溝口知事、DAIGOさん、高橋さん