長期休暇取りにくい日並び
JTBは9日、年末年始(12月23日~1月3日)の国内宿泊旅行動向の見通しを発表した。今年は12月29日から1月3日までの6連休が一般的で、その前後は平日が続き、例年より長期休暇になりにくい日並び。旅行意欲は回復傾向であるものの、その影響で旅行人数はコロナ禍前の19~20年年末年始比で38.5%減(20~21年比80.0%増)となる1800万人と推計した。
旅行平均費用は前々年並み(前年比3.0%減)の3万2千円と予測。「日並びとコロナによる平均泊数の低下が影響している」とJTB。旅行日数は「1泊2日」が36.3%(前年比5.5ポイント増)と最も多く、次いで「2泊3日」(同26.3%、1.1ポイント増)、「3泊4日」(同15.2%、2.2ポイント減)。3泊以上は昨年より割合が減少した。
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