広島市とNTT西日本、NTTBPは1日、市内中心部で無料公衆無線LAN(フリーWi—Fi)を使った実証実験を開始した。全国初の試みとして、フリーWi—Fi利用実態を把握し、ビックデータの解析を行う。外国人旅行者の満足度向上、集客・周遊促進に生かす。
広島市では2013年8月から、外国人旅行者でも簡単に使える「Hiroshima Free Wi—Fiプロジェクト」を行ってきた。今回は新たにNTT西日本、NTTBPと提携することにより、サービスの提供場所の拡大と旅行者のWi—Fiの利用実態を把握し、動線の解析などを行う。
同サービスは、英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語、日本語で利用できる。公共施設などでは1回のログイン時間は30分で、1日何度でも利用可能。飲食店などは1回15分で1日4回ログインできる。1度利用登録すると2週間以内であれば、接続する際の再登録は不要。観光施設、飲食店などの観光情報の提供サービスも行う。