広島県は18日、今年6月に配布を開始した県のガイドブック「カンパイ!広島県 広島秘境ツアーズ」に掲載の秘境の旅をよりきめ細かく案内するため、東京・銀座の広島県ブランドショップTAUにツアーデスクを開設した。同日、一日ツアーデスク所長に、お笑い芸人「トレンディエンジェル」の斎藤司さんが就任した。
県商工労働局の大内貞夫観光課長は「2015年の観光客数は6618万人で、観光キャンペーンを開始した12年から4年連続過去最高を記録している。観光消費額はキャンペーン開始前と比較して800億増加した」とこれまでの成果を語り、ツアーデスク設置については「ツアーをよりきめ細かく案内するために、予約方法や申込方法に対応するため」と語った。
同県の観光ガイドブックの制作、配布は今年のもので第3弾となる。今回は俳優の斎藤工さんが表紙を飾り、発表後に行ったウェブ受付では、開始から10分で3千部が品切れになるほど好評となった。
ツアーデスク開設発表会のスペシャルゲストとしてトレンディエンジェルの斎藤さんが登場。司会者に“斎藤さん違い”を指摘される一幕もあったが、「ファッショナブルに広島をPRしたい」と、さまざまなポーズをとって気合いを見せた。
同日は、ガイドブックのPDF版の配布開始や、第3弾までの紙のガイドブックをセットにして10人にプレゼントすることなども発表された。