全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は3月28日、神奈川県座間市で栽培されたひまわりの種を使ったクラフトビールの完成発表会を東京都内で行った。
同ネットワークはコロナ禍で勢いを失った地域経済の活性化を目的に、各地の特産品を使ったクラフトビールやスイーツを開発。今回は昨年7月に包括連携協定を締結した座間市とのコラボ商品を開発した。座間市では55万本のひまわりが咲く「ひまわりまつり」を毎年8月に開催。クラフトビールはその種を市の職員が収穫して完成させたもの。
発表会で座間市の佐藤弥斗市長は「ラベルも職員が作成し、とても素敵なビールができた。5月に市内で行われる『大凧まつり』でも披露したい」とあいさつ。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「2021年12月にスタートした全国連携クラフトビールは今回で11作品目。城南信用金庫の営業エリアのある地域としては初めてで、記念すべき取り組みとなったことを大変うれしく思う」と述べた。
ひまわりの種を使ったクラフトビールを手にする(左)川本理事長、佐藤市長(中央)