徳島県松茂町、八芳園と「包括的連携協定」を締結


徳島県松茂町八芳園は6月21日、「包括的連携協定」を締結した。

総合プロデュース企業 株式会社八芳園(取締役社長:井上義則、東京都港区白金台1‐1‐1、以下「八芳園」)は、徳島県松茂町との「包括的連携協定」を締結し、2022年6月21日(火)に締結式を執り行いました。相互の連携を強化し、より一層の地域活性化および双方のブランド向上を目指してまいります。

  • 締結までの経緯

東京2020大会を契機に設置されたホストタウンアピール実行委員会の主幹企業を務める総合プロデュース企業 八芳園は、その取り組みの中で全国各地の自治体の皆様と出会い、様々なホストタウン活動の支援を行ってまいりました。

2020年8月には、白金台プラチナ通りにポップアップ型ショールーム「MuSuBu」をオープン。これまで約50を超える全国各地の自治体の皆様と連携しながら、主に”人”と”食”を通して各地の魅力をPRするリアルとオンラインを融合させたポップアップイベントを毎週開催しています。

▼徳島県の高校生との繋がりから、さらなる共創へ。
ホストタウン活動の支援する取り組みの中で、徳島県のホストタウンであるカンボジアと連携し、国を超えた様々な社会貢献活動に取り組む徳島県立徳島商業高等学校の皆様と出会いました。
精力的に活動する姿やその想いに共感し、2019年6月、八芳園は徳島県立徳島商業高等学校並びに校内模擬会社ComComと包括的連携協定を締結。以後、「おもてなしメニュー開発」の支援や、徳島商業高等学校の生徒たちにより地元で開催されている「徳商デパートメント」を、徳島県の協力をいただきながら2年にわたり「MuSuBu」にて開催いたしました。

さらにその繋がりから、八芳園は徳島県の産品における東京へのPR等もお手伝いするようになりました。
その後、徳島県の空の玄関口「阿波おどり空港」を擁する松茂町より、町内にある防災および交流拠点「マツシゲート」内のカフェにおいて、地元の産品の活用等について連携して取り組んでいく運びとなり、この度の包括的連携協定の締結へと至りました。

▼締結に先駆け、『マツシゲートマルシェ』を「MuSuBu」でも同時開催

「MuSuBu」にて開催した『マツシゲートマルシェ』の様子「MuSuBu」にて開催した『マツシゲートマルシェ』の様子

この度の包括的連携協定の締結に先駆け、2022年5月3日(祝火)~8日(日)、徳島県松茂町ポップアップショールーム『マツシゲートマルシェ』を「MuSuBu」でも同時開催。
このイベントでは、昨年度に「まつしげSDGs宣言」を行った松茂町の取り組みに注目し、松茂町のSDGsの取り組みの紹介や、食材・文化を通して松茂町の魅力を発信。6日間で累計約1,300人のお客様が来場され、様々なコンテンツを通して、楽しくSDGsを学びながら松茂町の魅力を東京・白金台より広くPRいたしました。

今後は、相互の連携をより強化し、「マツシゲート」の防災および交流拠点としてのカフェ・売店等のブラッシュアップや、地元産品の磨き上げなどを通し、交流・関係人口の増加や徳島県の特産品の首都圏への流通、産品の新たな価値創造を目指し、ともに協力してまいります。

  • 協定締結の目的

この度の包括的連携協定は、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、松茂町の一層のプロモーション、交流人口の拡大等を通じて地域の活性化に資することを目的としています。

  • 協定内容

(1) 農産物、加工品等の地域資源に係る販路拡大及び商品開発に関すること
(2) タウンセールス及び観光振興に関すること
(3) 地域の魅力発信とイベントの促進又は共催による地域経済の活性化に関すること
(4) マツシゲートにおけるリブランディング考察に関すること
(5) SDGs の基本理念に基づく活動に関すること

  • 徳島県松茂町について

徳島県の東部に位置し、町の東側が海に面している松茂町は、古くから水産業や農業が盛んに行われています。現在では、空の玄関口としての徳島阿波おどり空港、陸の玄関口としての高速バスターミナルを擁する、徳島県の交通の要所となっています。2021年に「まつしげSDGs宣言」を行い、持続可能な開発目標への取り組みを推進しており、同年5月には交流拠点施設「マツシゲート(Matsushigate)」をオープン。地方創生に繋がるSDGsの様々な取り組みにチャレンジしています。
▶徳島県松茂町 公式ホームページ:https://www.town.matsushige.tokushima.jp/

  • 総合プロデュース企業 八芳園について

創業79年、東京・白金台にて、400年以上の歴史を重ねる広大な日本庭園を有する八芳園は、これまで歴史ある東京の結婚式場として広く知られてきました。しかし現在では、宴会・レストランの企画・運営、MICE事業の推進、社会貢献や地域活性化を目的とした協働・連携による商品企画やイベントプロデュースなどに取り組み、既存事業の枠組みにとらわれない「総合プロデュース企業」として展開しています。
「日本のお客様には、心のふるさとを。海外のお客様には、日本の文化を。」を企業理念に掲げ、日本の魅力を世界へと発信し続けてきた八芳園は、これまで培ってきたノウハウと八芳園が抱える経営資源(リソース)を活かし、歴史と伝統を守りながら次世代を見据えた新たな価値創造に取り組んでいます。

 
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