長野県山ノ内町の志賀高原と群馬県草津町の草津温泉を結ぶ志賀草津高原ルート(国道292号)を歩くイベント「雪の回廊ウォーキング」が4月23日に実施される。14日には両町の関係者が東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、イベントをPRした。
訪れたのはミス志賀高原の吉村琴音さん、草津温泉観光大使の門倉史子さん、山ノ内町観光商工課の西沢岳さん、草津町観光課の山口博夢さん、ぐんまちゃん家の飯塚佑介さん。
イベント主催は草津町・山ノ内町広域宣伝協議会(会長、福田隆次・草津町副町長)で、16回目となる。同ルートは冬の期間閉鎖されているが、4月24日のルート開通前日、23日に車の通らない道路を歩く。国道の最高地点(標高2172メートル)からの雄大な景色が魅力で、リピーターも多い。
今年は雪不足で回廊の短さや雪の壁の高さにやや不安があるが、「何とか形にはなりそう。4月の降雪にも期待したい」と西沢さん。
コースはA(志賀高原スタート、9キロ)、B(白根火山スタート、9キロ)、C(リフトで行く横手山頂らくらく、4キロ)の三つで、150~200人の参加を見込んでいる。前回は168人が参加した。
参加費はA、Bが4千円、Cが5千円。参加者には完歩証が贈られ、きのこ汁も振る舞われる。また、草津温泉や熊の湯ほたる温泉に入浴できる。
ミス志賀高原の吉村さんは「初めての参加でとても楽しみ。雪不足が心配ですが、盛り上がるよう頑張ります」、草津温泉観光大使の門倉さんは「雪景色や自然の美しさを楽しんでほしい。実際に見ると大迫力で驚かれると思います。リピーターになってもらえたら」と笑顔で話した。
山口さんは「イベントをきっかけに山ノ内町、草津町の魅力を知っていただきたい」と述べた。
イベントをPRするミス志賀高原の吉村さん(左)と草津温泉観光大使の門倉さん