3千年の歴史ある名湯で卓球の頂点を目指せ─。愛媛県松山市の道後温泉で来年2月27、28の両日、「坊っちゃんカップ第1回道後温泉卓球大会」が開かれる。熟年の卓球愛好家を対象にした、通常よりひとまわり大きいラージボールを使う競技大会。地元の旅行会社では、大会に参加するツアーも催行。参加者を広く募集している。
大会の主催は松山市施設管理公社。松山市、道後温泉旅館協同組合、松山観光コンベンション協会が共催する。
松山市総合コミュニティセンター体育館を会場に、2日間にわたりシングルス、ダブルス、混合ダブルスの各部で延べ600人が予選リーグとトーナメントを戦い、優勝を決める。シングルスは50〜60歳未満、60〜65歳未満、65〜70歳未満、70歳以上の各部。ダブルスと混合ダブルスは合計年齢100歳以上、120歳以上、140歳以上の各部に分かれて対抗する。
参加資格は日本卓球協会の登録会員に限るが、大会当日の登録も受け付ける。
全国からの参加者に向けて、東京、大阪、名古屋からの航空便、広島からの船便を利用した宿泊プランも設定している。
26日は前夜祭として、道後温泉本館で卓球クラブ所属の落語家によるイベントを開催する。出演は桂扇生師匠、桂ひな太郎師匠。
「ラージボールで全国の頂点を目指し、道後温泉の湯で、疲れた体をいやしてください」と主催者。