愛媛県は11月29、30日、東京都千代田区のJPタワーで、生産量日本一のミカンなどをPRするイベントを開催した。ミカンを観光資源とした「えひめみかんツーリズム」をアピール。会場では、「蛇口からミカンジュースが出る」という愛媛の“都市伝説”から生まれた県公認のジューサーで絞ったミカンジュースも振る舞った。
今年からスタートしたのがえひめみかんツーリズム。同県は生産品種についても日本一の多さを誇り、1年を通してさまざまな柑橘類が食べ頃を迎える。ミカンを通じて多くの人に愛媛の魅力を知ってもらおうと、ミカンや柑橘の収穫体験などのアクティビティを提供している。
同ツアーをPRするため楽天トラベルのホームページ内に特設ページを開設。愛媛ミカンが楽しめるスポットの地図や県内外で開催されるイベント情報、愛媛ミカンを使ったメニューが味わえる飲食店の紹介、「ミカンジュースが出てくる蛇口」が設置されている宿泊施設の紹介などを行っている。
来年1月4日までの第1弾として、ミカン狩りや柑橘の香りのルームコロン作り、八幡浜・佐田岬のみかんフェスタを紹介している。第2弾、第3弾も予定され、ミカンが味わえる宿泊プランなどが企画されている。
会場では、玩具メーカーから発売された新商品「噂のみかんジューサー」を披露。皮をむいたミカンを丸ごと入れて、ハンドルを回すだけで誰でも簡単にミカンジュースが作れるとあって人気を集めていた。
ジューサーで絞ったミカンジュースも振る舞った